舞 殿



文治2年(1186)吉野で捕らわれた義経の愛妾、静御前は鎌倉に連行された。
鶴岡八幡宮の舞殿で頼朝や政子の前で”しずやしず・・・”と義経をしのぶ歌を唄いながら舞ったと言われている。(実際に静御前が舞ったのは若宮の回廊であったと伝えられている。)
そのとき義経の子を身ごもっていたが、頼朝は生まれたばかりの子を由比ヶ浜捨てさせた。わが子を失った2ヶ月後、静は京都に戻されたがその後の行方はわかっていない。

義経・静御前の夫婦愛にあやかろうと舞殿での結婚式が人気になっている。


   

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